八代の調査が終わり自宅へ帰る路地を、「五木方面」へ走らせた。
目的は・・・渓流釣りである。
ハンドルを持つ手は軽やかで、調査の緊張感が解けているのがわかる。
五木の自然は健在であり、渓流の色はエメラルドグリーンで輝いていた。そして、山頂には雪が積もっている。美しい景色に見とれながらも・・・
暖かい陽気が続いていたのに、この寒波は時々やってくるのだろうか・・・竿を持つ手が辛い・・・
と・・・ぼやいている私がいた。
そんな中、渓流の脇の積もっている雪に目が行く。
そこには、雪から顔を出している『ふきのとう』・・
滅多にお目にかかれない『ふきのとう』に心が躍り、はしゃいでいる自分がいた。
天ぷらにして調理してみた。醤油を少し・・・
「おいしい!」
ほんのりとした苦味、食べると感じることが出来る香りは、春の味なのだと実感した
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