探偵の釣り、天草のヒラスズキ

友人と二人でボートフィシングの予定。
数日前より、ワクワクしながらタックルの準備をした。

しかし、
前日友人より連絡があり、海が時化で船が出せないとの事。
そこで、急遽「ヒラスズキ」釣行に変更することに
前日は仕事絡みの友人と飲み会だったが、ウーロン茶を飲みながら
頭の中はもう既に海の上
２３時、早々に飲み会を切り上げ、「釣り友」と待ち合わせの場所へと向かった。

熊本を３時に出発し、明け方より釣行を開始する予定だったのだが
友人も寝付けなかったらしく、予定より三時間も早く、午前１２時過ぎに熊本を出発。
天草へと友人の運転で向かった。

現地に着いたのは「午前三時」タックルを準備し午前四時より磯に降りキャスティングを始めた。
真っ暗闇に響く波の音
足場も悪く無理をすると波にさらわれてしまいそう。
ビビリながら幾度と無くキャストを繰り返していると
一度だけバイトがあった。
「居るー」
わずかな希望の元にキャストを繰り返すが、その後、何も無いまま夜明けを迎えた。
明るくなり、同じく釣りに来ていた地元のアングラーと雑談をしていると
友人の「ヒットー」の声
振り返ると、友人の竿は大きくしなっている。
よーし俺も頑張ろう。
って思った矢先にライントラブル
一歩遅れを取りながら、６本のヒラスズキをゲットした。

終始かおの筋肉は緩み、笑みがとまらない
　